マタニティ用のユニフォームを導入する際に覚えておきたいこと
2024.02.20
目次
妊娠して体型が変化すると、衣服の着用が難しくなります。職場によっては、ユニフォームが窮屈になってきたという社員もいるのではないでしょうか。そんな問題を解決するのが、マタニティ用ユニフォームです。しかし、マタニティ用ユニフォームの選び方や購入方法を知っている方はそう多くありません。
そこで本記事では、妊婦用に作られたマタニティ用ユニフォームについて詳しく解説します。
マタニティ用ユニフォームの特徴
マタニティ用ユニフォームの特徴は以下の2つです。
・フォーマル感がある
・産前、産後や授乳期も着用できる
1つずつ解説します。
フォーマル感がある
マタニティ用ユニフォームの特徴の1つ目は、フォーマル感・統一感があることです。妊婦の体型に寄り添ったデザインでありつつ、職場で着用しても目立ちません。マタニティ服のなかには、デザインが派手なものがあります。
たとえば、明るい色がいくつも使われていたり、あらゆる場所に装飾が施されたりするデザインです。妊娠中であることは伝えられますが、職場で事務服やフォーマルなユニフォームを着用している場合は目立ってしまいます。
その悩みを解消しつつ、妊娠中であることも伝えられるのがマタニティ用ユニフォームです。
現在は、黒や紺のユニフォームが多く販売されています。色選びに悩む場合は、現在着用しているユニフォームに対して、馴染むものを選ぶと良いでしょう。
産後や授乳期も着用できる
産前~産後や授乳期でも着用できるのがマタニティユニフォームの特徴です。妊娠中にしか着用できないものを購入すると、出産後に新しいものを追加で購入しなくてはいけません。妊婦の体型が変わるたびにユニフォームを買い替えるのは、出費がかさみます。
マタニティ用ユニフォームは決して安価ではありません。出産後も長く着続けられるようなユニフォームを選びましょう。なお、産後や授乳期も着用できるユニフォームは、服の前方がボタンで止めてあり、授乳がしやすい仕様になっています。
見た目だけではなく、機能性が充実しているユニフォームを選ぶのも肝心です。中には、産後や授乳期には着用できないものもあるので注意してください。
マタニティ用ユニフォームの着用時期
マタニティ用ユニフォームの着用時期は、おおよそ妊娠4〜5か月目と言われており、お腹が大きくなり始めるタイミングです。
しかし、体型の変化には個人差があります。現在着用している衣服が窮屈だと感じる場合は、妊娠4〜5か月目にいたっていなくても、マタニティ用ユニフォームに切り替えた方が安全です。
お腹の締め付けを感じながらも、マタニティ用ユニフォームに切り替えないのは危険です。締め付けを感じたら、ただちにマタニティ用ユニフォームを着用しましょう。
また、マタニティ用ユニフォームは、お腹の締め付けを解消するためだけではなく、妊娠の身であることをアピールすることにも使えます。そのため、お腹が膨らんでいない時期に着用しても問題ありません。
マタニティ用ユニフォームの選び方
マタニティ用ユニフォームを選ぶ際、以下の内容を基準に選ぶと安心です。
・お腹周りのサイズを調整できるか
・肌に優しい素材が使用されているか
・制電効果のある素材が使用されているか
それぞれ、詳しく解説します。
お腹周りのサイズを調整できるか
初期から後期にかけて、頻繁に体型が変化するのが妊娠です。ユニフォームのサイズを妊娠初期に合わせると後からキツくなり、妊娠後期に合わせると初期にブカブカになります。そのため、お腹周りのサイズを調整できるユニフォームだと、妊娠の全期間を通して着用可能です。
調整の仕方は、ひもやリボン、ゴムが主流ですが、特におすすめはワンピースタイプです。あらゆる妊婦の体型に合わせられます。快適さを求めたい場合、締め付けを気にされる方は、是非ワンピースをおすすめします!
体型に合っていないユニフォームを着続けると、母子共に悪影響があります。少しでも快適に過ごせるように、お腹周りのサイズを調整できるものを選びましょう。
肌に優しい素材が使用されているか
妊娠中はホルモンバランスが崩れるため、肌質も変化します。妊娠後に肌質が変化して乾燥肌、敏感肌になることも珍しくありません。
今まで問題なく着られていた服も、妊娠中は着られなくなる恐れがあります。したがって、マタニティ用ユニフォームは肌触りのよいものを選びましょう。
また、妊娠中は妊娠前に比べて体温が高くなるため、汗をかきやすくなります。かいた汗をそのまま放置していると、皮膚のかゆみや痛みにつながります。
頻繁に着替えられるのであれば、問題はありません。しかし、妊娠中は一度の着替えでも一苦労です。そのため、マタニティ用ユニフォームには、高い通気性や速乾性、吸水性が欠かせません。
ユニフォームの購入方法
ユニフォームの購入方法は、以下の2パターンです。
・ユニフォーム専門会社で購入
・通販で購入
それぞれメリットやデメリットがあります。詳しく解説しますので、自身に適した購入方法をお探しください。
ユニフォーム専門会社
1つ目はユニフォーム専門会社で購入するパターンです。ユニフォーム販売に特化した会社で、さまざまなユニフォームを取り揃えています。もちろん、マタニティ用ユニフォームも扱っています。
ユニフォーム専門会社で購入するメリットは、以下のとおりです。
・ユニフォームに関する知識が豊富
・実物を見てから購入できる
・在庫の確保をしてもらいやすい
一方、デメリットは以下のとおりです。
・実店舗に足を運ぶことができない。
メリット、デメリットともに詳しく解説します。
メリット
ユニフォーム専門会社は、その名のとおりユニフォームを専門に扱っている会社です。したがって、ユニフォームに関する知識を豊富に持った社員が多く勤めています。希望の形や色、機能を伝えることで、適切なユニフォームを提供してくれるでしょう。
また、レンタルを行っているユニフォーム専門店会社もあるので、確認することをおすすめします。
また、実際に現物を確認してから購入できるのもメリットの1つです。イメージしていたものと違うものが届いたというトラブルを防止できるため、費用の見通しがしやすくなります。
実店舗のあるユニフォーム専門店もありますので即実物を確認できるところもあります!
デメリット
ユニフォーム専門会社での購入はメリットもありますが、デメリットも存在します。購入手続きは電話やメールで行えますが、商品の選定・確認・購入まで時間がかかることがありますので時間に余裕を持つ必要があります。実店舗に出向かなければいけません。
通販
2つ目は通販で購入するパターンです。購入できるサイトは、ユニフォーム販売会社が運営しているサイトだけではありません。さまざまな商品を扱うモール系のサイトでもユニフォームの購入は可能です。
メリット
マタニティ用ユニフォームを通販で購入するメリットは以下の3つです。
・どこに住んでいても購入可能
・価格を比べられる
・選べる種類が豊富
通販での購入はパソコンやスマホがあれば、いつでもどこでも行えます。
また、さまざまなサイトを閲覧することで商品の価格を比較できます。サイトによっては、同じ商品でも価格に差があることも珍しくありません。
同じように、さまざまなサイトを閲覧することで、多種多様なユニフォームのなかから購入する一着を選べます。
デメリット
以下の2つが、通販で購入するデメリットです。
・現物を見てから購入できない
・送料がかかる
通販で購入する場合、商品のイメージは画像でしか把握できません。なかには、サイズが記載されているためそれほど気にしない方もいるはずです。
しかし、マタニティ用ユニフォームは一般的な衣服ではないため、数字だけを見てもどのくらいの大きさなのかわかりません。手元に届いた際、サイズが合わないという事態に陥ることもあるでしょう。
また、サイトによっては、送料は購入者負担になっていることがあります。1,000円前後の送料がかかることもあるので、注意が必要です。
マタニティ用のユニフォームの導入にあたり、デザインや色についても軽く触れましたが、こちらではユニフォームの色が人に与える印象について、より詳しく紹介します。あわせてご覧ください。
まとめ
今回はマタニティ用のユニフォームについて解説しました。妊婦がストレスフルに働ける職場に、マタニティ用のユニフォームは欠かせません。職場に妊娠4〜5か月目の社員がいる場合は、すぐに手配してください。
マタニティ用のユニフォームの購入は、ユニフォーム専門会社や通販で行えます。なかでもおすすめは、ユニフォーム専門会社です。
なお、ユニフォーム専門会社カーシーカシマでは、マタニティ用ユニフォームのご注文にも対応しております。ご希望に寄り添ったご提案をさせて頂きますので、お気軽にカーシーカシマにご相談ください。