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「サスティナブル」をユニフォームから! すぐにできるSDGsな取り組みとは?

2023.06.08

サスティナブルとは、持続するというsustainと、できるというableを組み合わせた造語です。ずっと続けていける、持続可能なという意味で使われています。

サスティナブルな社会とは「資源を使い過ぎず、地球の環境も保ち、美しい地球で平和で豊かに続けていける未来の世代のことまで考えられた社会」を指します。

近年環境汚染や地球資源の枯渇、地球人口の急増などの問題への危機意識からサスティナブルな社会の実現が注目されています。企業とサスティナブルの関わり、またユニフォームによってどのようにサスティナブルへ貢献できるのか、紹介していきます。

 

企業に問われるサスティナブルとは

近年、企業にも環境や次世代のことまで考えられたサスティナブルな取り組みが求められるように変化しています。現在、多くの企業で社会貢献活動や環境保護活動などを積極的に行うようになっています。

 

サスティナブルとCSR

CSRとはcorporatesocialresponsibilityの頭文字を取ったもので、倫理的な観点で企業が事業活動を通じて社会に貢献する責任を指します。一言でいうと企業の社会的責任となります。

企業はCSRを意識して企業経営を行うことによって、サスティナブルを向上させることができます。サスティナブルとCSRは切っても切れない関係にあります。

 

サスティナブルとESG投資

ESG投資のESGとは、環境のEnvironment、社会のSocial、ガバナンスのGovernanceの頭文字からきています。環境・社会・ガバナンスの3つの要素を考慮して投資対象を選別することを指しています。

最初は環境保全などに貢献する企業に投資する動きが出て、現在では倫理的に問題のない企業を投資対象に選ぶという、環境から社会へ移り変わったという観点ではCSRと似ています。

ESG投資はサスティナブル投資といわれることもあります。ESG投資もサスティナブルな社会への行動の1つであるといえます。

 

サスティナブルに取り組む際に起こりやすい問題

サスティナブルな変化はとてもよいことですが、スムーズに変えるのは難しいこともあります。せっかくのサスティナブルな行動が問題となってしまわないよう、注意する必要があります。

 

スタイル・ルールの変化への抵抗感

企業では既に浸透している働き方やルールがあります。いきなり多くを変えてしまうと、社員から反発を受ける可能性があります。

変化するのはよいことではありますが、一気に変えてしまうと現場に負担がかかります。変えるときにはその理由をはっきり論理的に説明し、社員にストレスがかからないよう、少しずつ段階的に行うことが大切です。

しかし中途半端な取り組みは、逆に機会損失や費用の上昇となるリスクをともなっているのも事実です。従業員にできるだけ負担もかからず、企業にもプラスになるサスティナブルな事業が理想ではあります。

 

ユニフォームでサスティナブルに取り組む

いきなり働き方を変えたり、サスティナブルな新しい事業を始めたりするのは時間もかかり、従業員にも重荷がかかります。最終的には大きな事業が成功したらよいですが、最初は取り入れやすいものから導入するのをおすすめします。

その点ユニフォームの導入は、最初のサスティナブルにうってつけです。比較的手軽に取り入れられ、業務や作業内容に影響は少ないです。むしろ動きやすさや機能性が高いユニフォームであれば、業務に取り組みやすくなり影響どころかプラスに作用します。

 

「ユニフォームはサスティナブル」といえる4つの理由

ユニフォームがサスティナブルなアイテムだといわれて、ピンとくる方は少ないかと思います。ユニフォームが持続可能な理由について、詳しく解説していきます!

 

丈夫で長持ちする

基本的にユニフォームは365日毎日着ることを前提に作られています。それだけでなく、最低3年間着続けられるような耐久性を考えて作られているので、一般的な衣料品に比べると長く着られるのが特徴です。

服作りは原料を調達し、製造して運ばれるまでに二酸化炭素の排出や水を消費し、端材がゴミとなって排出することが多く。服が作られること自体が環境に対していろんな面で負荷がかかります。

また服を処分する際にも7割が可燃・不燃ごみとして廃棄され、その内95パーセントが焼却して埋め立てられています。1日あたりに焼却・埋め立てされる服の総重量は1,300トンで大型トラック130台ともいわれています。

1着の服を今より1年長く着ると、日本全体で4,000トン以上の排気量の削減につながるともいわれています。いかに服を長く着るかが環境にとって大切なのかがうかがえます。

このように服というのは作る際、捨てる際も環境になにかしらの負荷がかかってしまうものなので、長く着用できる耐久性を持ったユニフォームはサスティナブルに貢献するひとつの要素です。

 

仕事用の私服を用意する必要がなくなる

日本でも現代は私服で仕事ができることを売りにしている企業が増えてきています。もちろん私服の自由という利点はありますが、ユニフォームの方がサスティナブルを達成しやすいです。

私服は社員1人ひとりが購入しなくてはならず、職業によっては何種類も必要になるときがあります。「周りにいつも同じ服を着ている人だと思われたくない…」と心理的な部分が関係することも少なくありません。

ユニフォームがあると業務のために私服を購入する必要がなく、無駄な消費が発生しないことになります。また従業員の服代の負担が軽減できるので、ユニフォームは福利厚生の一環ともいえます。

 

サイズ展開が豊富である

ユニフォームは社員全員の着用が想定されているので、サイズ展開が豊富です。一般服ではS~Lが主流ですが、ユニフォームは5号~23号までと倍以上のサイズ展開をしています。働く人の中には、様々な体形や状況、異なる特徴や特性をもつ人がともに存在しています。どんな人でも同じものを着用していただけるよう幅広いサイズを作っています。

きつくて身体に合わないものを着続けることも、身体に悪く、サスティナブルとは言えません。また、サイズ展開に加えて、軽くて着心地がよい、植物由来の環境によい素材で作られている、ポケットが多く業務に便利などといった特徴もサスティナブルな要素として挙げられます。

 

無理なく導入・利用できる

サスティナブルな取り込みを取り入れたくても、企業にとって無理しているものであったり、社員に負担がかかるようなものであったりしてはよい活動とは言い難いです。あくまで企業や社員にとって無理なく導入し、続けられるかという点もポイントとなります。

ユニフォームは取り入れるだけで充分サスティナブルな活動といえます。取り入れる際には、サスティナブルへの意識が高く、さまざまな取り組みを行うメーカーのユニフォームを選ぶと、より自然と取り入れられ、PRもしやすくなります。

 

サスティナブルなユニフォームとSDGs

近年SDGsが強く叫ばれており、聞いたことある人も多いかと思います。SDGsはSustainableDevelopmentGoalsの頭文字で、持続可能な開発目標を意味しており、地球上にあるさまざまな課題を2030年までに解決しようという17の目標のことです。

 

サスティナブルの考えを基に生まれたSDGs

SDGsの根底にはサスティナブルな考え方があります。

そもそもサスティナブルは1987年に開催された地球と開発に関する世界委員会で、持続可能な開発のための課題として初めて取り上げられたのがきっかけで世の中に知れ渡ることとなりました。その後SDGsが採択されたことで、世界中にサスティナブルの概念が広がりました。

つまり、サスティナブル(持続可能)な社会の実現に向けて行う、具体的な開発目標がこのSDGsになります。

 

ユニフォームをとおして「5.ジェンダー平等を実現しよう」につながる

SDGsの5つ目にジェンダー平等を実現しようという項目があります。ジェンダーとは社会における性差であり、まだ現代にも根深く残っています。料理は女性がするもの、男性は強くなくてはならない、男女間での賃金格差などが挙げられます。

社会に残る根深い意識や企業での浸透しているジェンダーを急に改善するのは難しいのが現実です。しかしユニフォームをとおしてジェンダー平等の実現には近づけます。近年ではスカートとパンツが自由に選べる、男女で同じデザイン・色合いのユニフォーム、などジェンダーレスなユニフォームが増えています。

ジェンダーレスなデザインや多様なサイズに対応するユニフォームは、導入することでSDGsの「5.ジェンダー平等を実現しよう」につなげられる役割を果たしてくれます。

 

まとめ

今まで意識されてこなかったかもしれませんが、ユニフォームにはサスティナブルな要素がたくさんつまっています。導入する際に、環境に配慮された素材やジェンダーに配慮したデザインを選ぶとSDGsな取り組みにも繋がります。

ユニフォームは単なる作業着ではなく、ブランドイメージを表す存在です。そんなユニフォームがサスティナブルであれば、企業も世の中へサスティナブルな取り組みとしてアピールできます。

企業にとっても、働く人にとっても、環境にとっても優しいも恩恵を受けられるサスティナブルなユニフォームくぉ、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

今回の記事を参考に、ご希望に寄り添ったご提案をさせて頂きますので、お気軽にカーシーカシマにご相談ください。

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