繊研新聞 4/19発刊号に掲載されました。『残布をアップサイクル カーシーカシマとワークスタジオが協業』
2021.04.19
繊研新聞 4/19発刊号に掲載されました。
【以下原文引用】
繊研新聞 4/19発刊号に掲載されました。『残布をアップサイクル カーシーカシマとワークスタジオが協業』
レディース主体のユニフォームメーカー、カーシーカシマ(栃木県佐野市 増田宣二)は、サステイナブル(持続可能な)素材の開発を進めるワークスタジオ(東京都新宿区 原和広社長)と協業し、今春から残布のアップサイクルプロジェクトを開始する。
サステイナブル化推進のため「残布ゼロ・廃棄衣料ゼロ」を掲げ、循環型社会の構築を目指す取り組みの一環。同社は地球に優しいサステイナブルなテキスタイルを使った商品開発を実施。天然由来原料やリサイクル繊維を使った素材を積極的に採用し商品化している。
今回はファッション業界の一企業として“作る責任”を果たすため、従来は廃棄していた裁断くずを資源とし、アップサイクルする取り組みを開始。ユニフォームで、働く人と企業、環境をより美しく、サステイナブルにするため、ワークスタジオとのパートナーシップにより、資源の循環に取り組む。回収した裁断くずや廃棄衣料は、ワークスタジオが開発したファイバーボード(繊維圧縮成形板) 「PANECO」(パネコ)としてアップサイクルする予定。
余剰在庫や製造過程で生じる端材など、廃棄処分する予定だった衣料をパネコとして再生させ、新たなアイテムを作り出し、環境負荷の削減による循環型社会への貢献を目指す。