カタログ請求、お問い合わせはこちら

結婚式場で着用する制服の選び方とは?適切な身だしなみも解説

2024.09.26

結婚式は人生最大のイベントとされ、多くの新郎新婦が慎重に式場選びをします。会場の雰囲気はもちろん、働く人の印象も式場を選ぶ際のポイントとなるため、着用している制服は式場選びに影響を与えます。

この記事では、結婚式場の制服の選び方や、結婚式場で働く人の身だしなみについて詳しく紹介します。また、身だしなみをレベルアップさせる方法も紹介しますので、ぜひ
参考にしてください。

結婚式場で着用する制服の選び方

結婚式場で着用する制服を選ぶときは、黒や紺やチャコールグレーなど濃色を選ぶことをお勧めします。また、式場に合わせたデザインのもので、生地は働くのに適した動きやすいものを選ぶようにしましょう。以下では、制服の選び方のポイントについて、それぞれ詳しく解説します。

カラーは黒が無難

結婚式場の制服の色は黒が一般的ですが、黒を選ぶ理由は「黒衣(くろご)」の意味を持つためです。

黒衣とは、歌舞伎や人形浄瑠璃などで登場する全身黒の衣服をまとった人のことで、観客の目には見えていないという約束のもと俳優の演技を助けたり、舞台装置を転換したりする役割を持っています。

結婚式の主役は新郎新婦とその家族であるため、結婚式場の働く人は主役を裏方としてサポートするという意味を込めて、制服を黒にするのが一般的です。

ただし、あくまで一般的に黒が多いというだけで、絶対に黒でなければいけないという決まりはありません。ネイビーやグレーのようなダークな色を制服に選んでいるところもあります。

そのため、式場のコンセプトに合わせて、黒以外の色を選ぶのは問題ありません。とくにコンセプトがなく、無難に選びたいときは黒を選ぶのがよいです。

式場に合わせたデザイン

制服のデザインは、式場の雰囲気に合わせて選ぶと統一感がうまれます。式場が洗練された高級感のある雰囲気なら、エレガントやクラシカルなデザイン、カジュアルでアットホームな雰囲気なら、親近感のある落ち着いたデザインを選びます。

どれだけよいデザインの制服でも、式場の雰囲気と合っていなければ、働く人の存在が浮いてしまいます。働く人が裏方に徹し、新郎新婦の特別な1日を盛り上げられるよう、式場の雰囲気に合ったデザインの制服を選ぶことが大切です。

働きやすい生地

制服は働くときに着るための服で、働くのに適した生地を選ぶことが大切です。高級な天然素材を選ぶと見た目はいいかもしれませんが、素材によっては体が動かしにくいものや、長時間着用すると疲れてしまうものもあります。

体が動かしやすいようにストレッチ素材を選ぶなど、働きやすい機能性を持った生地を選ぶようにします。

結婚式場で働く人の身だしなみ

結婚式場で働く人は、身だしなみにもしっかり気を配らなければいけません。結婚式場で働く人にふさわしい身だしなみとはどういったものなのか、以下で詳しく解説します。

ナチュラルなメイク

メイクをするときはナチュラルな色合いや雰囲気になるよう気を付けます。お客様と接する仕事のため、ノーメイクでの勤務はできませんが、濃い色のメイクをするとお客様に悪い印象を与えかねません。

そのため、あまり色を使い過ぎないナチュラルメイクがおすすめです。男性の場合は、髭を剃るようにし、お客様が見たときに清潔に感じてもらえる見た目を心がけます。

落ち着いた髪色

髪色は黒かダークブラウンのような、落ち着いた色が好ましいです。式場の雰囲気によっても異なりますが、金髪や派手に見える髪色は適していません。

式場で働く人が派手な髪の色にしてしまうと、結婚式に参列する人の視線が集まってしまい、新郎新婦より目立ってしまうこともあります。

また、白髪がある場合はそのままにせず、清潔感を出すためにもこまめに染めるようにします。髪型はショートカットにするか、ひとつにまとめるとすっきりとした印象を与えられます。

清潔感のあるネイル

結婚式場によってはネイルを禁止しているところもありますが、ネイルをするのならシンプルかつ清潔感のあるネイルにしましょう。

ベージュや薄いピンクのワンカラーのネイルにし、ラメや柄、ストーンなどは付けません。長いネイルや、たくさん装飾がついたネイルは、お客様の身体や私物を傷つける可能性があります。

万が一のトラブルを避けるためにも、長いネイルや派手な装飾は避けてシンプルで清潔感のあるネイルで整えます。

姿勢や仕草も重要

結婚式場で働くときの身だしなみとして、メイクや髪色、ネイルなどの見た目以外に姿勢や仕草も重要です。

どれだけ服装やメイク、髪色に気をつけても背なかが丸まっていたり、仕草が雑だったりするとお客様に不快感を与えかねません。

立っているときは、背筋を伸ばし、顎をひいて、頭頂部から糸で引っ張られているイメージで立つようにすれば立ち姿が美しく見えます。また、手は前に自然な形で組み、指先を揃えます。

歩くときは音を立てないように意識し、肩をゆらしながら歩いたり、足を引きずったりしないよう気を付けます。

身だしなみをレベルアップする方法

結婚式は新郎新婦とその家族にとって大切で特別な日です。特別な日に寄り添うためにも、基本的な身だしなみを整えたうえで、さらにレベルアップした身だしなみを心がけるようにします。以下では、身だしなみをレベルアップする方法について詳しく解説します。

ツヤのある髪や爪

落ち着いた髪色で、まとまった髪型にしていても、髪にツヤがなく、まとめているのに短い毛が出ていたり、毛先が傷んでいたりすると清潔な印象を与えにくいです。ワックスやスプレーを使い、髪をまとめることで印象が大きく変わります。

また、爪も伸ばしっぱなしにしていると不潔な印象を与えてしまいます。短く切り揃え、ハンドクリームを使って爪の先までしっかりケアし、手の乾燥やささくれなどがないよう丁寧に手入れをします。

爪磨きやネイルオイルを塗ってケアすれば爪にツヤを出せます。ネイルが禁止されていないのであれば、トップコートを塗るか、ベージュのネイルを塗るのもおすすめです。

丁寧なスキンケア

繁忙期になると食事が不規則になったり、睡眠時間が短くなったりして、肌が荒れ、目の下にクマができるといった不調を感じやすくなります。

肌が荒れてしまったり、目の下にクマができてしまったりするとメイクをしても隠せなくなり、お客様に不健康な印象を与えかねません。

そうならないためにも、忙しくても食事や睡眠はしっかり摂ることが大切です。メイクは必ず毎日落とし、しっかり保湿するようにします。

自分の力だけでは綺麗な肌を保てないときは、エステや美容皮膚科にいってケアするのもおすすめです。

適切なサイズの服を着用

制服やスーツのデザインがよくても、サイズがあっていないとスタイルが悪く見え、お客様にだらしない印象を与えてしまいます。

パンツの長さや袖の長さ、肩幅が合うものを選び、ウエストやヒップが小さすぎたり、大きすぎたりしないものを選びましょう。また、体型に気をつかって健康的な体型を維持する努力も大切です。

こちらの記事では、ユニフォームのサイズについて解説しています。サイズの目安や選ぶ際のポイントも取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

 

まとめ

結婚式場の制服を選ぶ際に、式場のコンセプトがとくにない場合は黒を選ぶのが無難です。また、式場のデザインに合ったデザインで、体が動かしやすく、長時間着ても疲れない素材を選ぶと快適に仕事ができます。制服選びのほか、身だしなみに気をつけることも大切です。

結婚式場の制服選びに迷った方は、カーシーカシマにご相談ください。カーシーカシマは、制服をデザインするときに企業の想いを聞き、コンセプトを決めてからデザインを提案しています。

ホテルや航空、福祉などさまざま業界からご依頼いただき、それぞれの企業イメージにあわせた制服づくりをお手伝いしています。

ブランディングやプロモーションのツールとして「企業を語る、世界にただひとつの服」をお作りします。ご希望に寄り添ったご提案をさせて頂きますので、お気軽にカーシーカシマにご相談ください。

カーシーカシマでは結婚式場の制服も取り扱っていますので、是非ご覧ください。

 

前の記事へ

一覧にもどる

次の記事へ