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1年中通して着用できる秋冬用の事務服に使用される生地の違い

2023.11.25

秋冬用の事務服を導入する際、どのような生地を選べばよいか迷う方がいるでしょう。まずは生地の違いを理解して、働く環境や季節に合った生地選びが大切です。
そこで本記事では、秋冬用の事務服を導入するうえで知っておくべき生地の違い、生地を選ぶときのポイントをご紹介します。そのほか、事務服カーディガンの導入をおすすめする理由をお伝えするので、カーディガンを導入しようか迷っている方もぜひ参考にしてください。

秋冬用|事務服の生地の違い

秋冬用の事務服に使用される生地は、大きく分けると天然繊維と化学繊維の2種類があります。天然繊維はウールやシルクなど主に5種類、化学繊維はポリエステルやナイロンなど主に3種類の素材に分けられます。

ここでは、各素材の特徴をご紹介します。天然繊維と化学繊維のメリットやデメリットもお伝えするので、事務服の生地にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

天然繊維

天然繊維とは、自然界で発生する植物や動物の繊維から得られた天然の素材です。持続可能な資源でリサイクル可能な繊維もあるため、環境への影響が比較的低いです。

ただし、シワができやすく摩擦に弱いという特徴を持っています。化学繊維よりもコストがかかるので、機能性を重視するあまり予算を上回ってしまう恐れがあるでしょう。

ここでは、天然繊維についてウールやシルクなどの5種類をご紹介します。各生地の特徴や事務服に使用するメリットを解説するので、事務服探しの参考にしてください。

ウール

ウールは、羊やアルパカ、カシミアヤギ、アンゴラウサギなどの動物からも毛を収穫してつくられた素材です。一般的には、羊の毛が使われることが多いです。

ウールは保温性に優れており、寒冷な環境で用いる事務服に適しています。そのほか消臭性や吸湿性も高く、長期間使用する事務服や汗をかく環境でおすすめです。
この後にご紹介しますが、ポリエステルと混合のものを選ぶことをおすすめします!

シルク

シルクは、昆虫の一種である蚕の幼虫がつくる素材です。光を反射する性質を持ち、シルク製品は美しい光沢が特徴です。シルクのリボンやスカーフなどのアクセサリーをアイテムとして事務服に取り入れることで、高級感が出るので企業イメージの向上にもつながるでしょう。

丈夫で耐久性も高いので、長持ちするアイテムとして導入を検討してみるのはいかがでしょうか!

カシミヤ

カシミヤは、カシミヤヤギの毛から得られた高級な素材です。事務服のほかに、高級な衣料品やアクセサリーの素材として使用されています。

非常にやわらかい素材なので、滑らかで肌触りがとてもよいです。軽量でありながら優れた保温性を持っているため、秋冬用の事務服におすすめです。風をとおしにくい素材でもあるため、風がよく吹く環境で作業する場合に適しています。

コットン

コットンは、植物の一種であるコットンプランツから得られた素材です。綿とも呼ばれており、衣料品、寝具、タオル、家庭用品、産業製品など幅広い製品に使用されています。

コットンは吸湿性と通気性が高く、汗をかく環境で使用する事務服におすすめです。耐久性にも優れているので、洗濯にも耐えやすくお手入れしやすい点が特徴です。秋冬用の事務服だけではなく、オールシーズン使う事務服にも適しています。
こちらも、ポリエステルとの混合のユニフォームを選ぶことをおすすめします!

フリース

フリースは、ポリエステルやほかの合成繊維からつくられた素材です。保温性に優れていて軽量なので、冷感な気候でアクティブに活動する場合におすすめです。

また速乾性があるため、汗をかいても素早く吸収して外部に放出する働きがあり、通気性もよく、事務服の中が蒸れてしまうのを防げます。

化学繊維

化学繊維とは、人工的につくられた素材です。天然繊維よりもコストを抑えられ、耐久性に特化していますので、ユニフォームとしてポリエステルの混率が高いものを選ぶことをおすすめします。

ここでは、化学繊維について、ポリエステルやナイロンなどの3種類をご紹介します。各生地の特徴を解説するので、天然繊維と比較しながら事務服選びの参考にしてください。

ポリエステル

ポリエステルは、ポリエチレンテレフタラートと呼ばれる化学物質からつくられた素材です。シワになりにくい性質を持つことから、さまざまなユニフォームに用いられています。

軽量で耐久性に優れているため、傷みにくくお手入れしやすい特徴があります。速乾性も高く湿気を含まないため、汗を素早く吸収してすみやかに乾燥します。

ナイロン

ナイロンは、ポリアミドと呼ばれる特定の合成ポリマーからつくられた素材です。染色しやすく、多くの異なる色やデザインに対応できます。

ナイロンは比較的耐久性が高く、摩擦や引っ張りに対して抵抗力があります。軽量で速乾性に優れているので、洗濯したあとも乾きやすいです。

アクリル

アクリルは、ポリアクリル繊維からつくられた素材です。ウールに似た見た目と手触りを持ち、保温性に優れているため、衣料品や家庭用品に使用されることが多いです。

アクリルは水に対しての耐久性があるので、雨や雪が降る屋外で使用するユニフォームの素材に適しています。

事務服カーディガンもあるとよい理由

事務服を導入する際、カーディガンを取り入れるべきか迷っている企業もあるでしょう。カーディガンを取り入れることで、さまざまなメリットが得られます。ここでは、カーディガンの導入をおすすめする理由を3つご紹介します。

季節関係なく快適で動きやすいため

事務服カーディガンは、夏でも冬でも活躍するアイテムです。オフィス内の冷房が効き過ぎて寒い場合には、カーディガンを羽織ると体温調節ができます。冬は、暖房と合わせてカーディガンを着用することで、高い防寒効果が得られるでしょう。

オールシーズン使えるだけではなく、比較薄手で着ても動きやすい点がメリットです。分厚いジャケットのように動きが制限されてしまうことがないため、動きにくく作業効率が大幅に下がるということはないでしょう。

素肌に触れてもチクチクしないため

事務服カーディガンは、肌に優しい素材が使われているケースが多いです。そのため、肌に直接触れてもチクチクしにくく、作業中に気が散ってしまうということはないでしょう。

カーシーカシマで扱っているカーディガンは、柔らかい再生繊維を使用しています。そのため肌触りがよくチクチクしないので、作業時間も快適に過ごせます。

お手入れしやすいため

ユニフォームとしてのカーディガンは、一般服と比べるとお手入れしやすいです。カーシーカシマで扱っているカーディガンは、中性洗剤で手洗いできるので、汚れても気兼ねなく洗えます。

なかには、毛玉防止加工された事務服カーディガンもあり、毛玉を除去する手間が省けます。オールシーズン使えるカーディガンだからこそ、お手入れのしやすさに着目することが大切です。

またコートやダウンジャケットのように、かさばることがないので保管場所に困ることもないでしょう。ハンガーにかけたり畳んでタンスに入れたりして、簡単に管理できます。

生地を選ぶ際のポイント

秋冬用の事務服を購入する際、予算や職場環境などに合ったものを選ぶことが大切です。ここでは、事務服の生地を選ぶときのポイントを3つご紹介します。

現場・用途に合うか

屋内や屋外など、働く環境に合わせて事務服を選びましょう。冷房や暖房が効いているオフィス内の場合、ブラウスとジャケット、またはベストの組み合わせがスタンダードです。汗ばむ環境なら、ジャケットを脱いでブラウスで過ごせます。

また、事務服を着る職業はオフィスの事務員のほかに、医療事務や受付、バスガイド、プランナー、アドバイザーなどさまざまです。バスガイドの場合、寒い冬でも屋外に出る機会があるため、防寒仕様のジャケットを導入するとよいでしょう。

企業イメージに合うか

事務服やユニフォームは、企業の顔といっても過言ではありません。たとえば、キャビンアテンダントの制服を見ただけで空港名がわかるように、制服と企業は直結するものです。

企業イメージに合う事務服を選ぶ際、色や柄、形、質感などに着目しましょう。企業のイメージカラーやエンブレムなどを事務服に取り入れると、企業ならではの事務服に仕上がります。

キビキビとした雰囲気を出したい場合は、V字の襟を取り入れたり、黒色や紺色などの落ち着いた色合いを使用するとよいでしょう。優しい雰囲気を出したい場合は、丸襟や茶色などを取り入れてみてはいかがでしょうか。

予算に合うか

事務服を導入する際、機能性やグレードを上げれば、1着あたりの価格も高くなります。あらかじめ予算を決めておいてから、どのような事務服を導入するか決めることが大切です。

購入先によっては、事務服の発注数が多ければ多いほど、1着あたりの価格を抑えられるケースがあります。何度も発注し直して予算を上回らないように、事務服のデザインや発注数を最終確認したうえで確定しましょう。

また、社員の人数分のみを発注するのではなく、余分に発注しておくことがポイントです。事務服が劣化して買い替えたり、新人社員の雇用で追加発注したりすることを考慮しておきましょう。

この記事では、秋冬の事務服に使われる生地の違いについて紹介しました。こちらでは多くの人に選ばれるジェンダーレスなユニフォームについて紹介していますので、あわせてご覧ください。

まとめ

秋冬用の事務服を導入する場合、天然繊維や化学繊維の生地の違いを理解し、働く環境に応じた生地を使うことがポイントです。冷暖房が効いたオフィス内や、玄関近くで作業する受付など、同じ企業でも働く場所に応じて事務服を選ぶとよいでしょう。

秋冬といっても、地域によっては残暑が続いたり、1日の気温に寒暖差が生じたりします。ブラウスやジャケットだけではなく、年中使用できるカーディガンも同時に導入することがおすすめです。

また生地の種類によっては、コストが大幅に変動する可能性があります。予算をあらかじめ決めておいてから、どのような生地を用いるか、重視したい機能性は何か、などを決めていくとよいでしょう。

カーシーカシマでは、オフィスや受付、営業、接客向けなど、幅広い事務服を取り扱っています。ご希望に寄り添ったご提案をさせて頂きますので、お気軽にカーシーカシマにご相談ください。

 

 

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