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【職種別】ユニフォームに求められる機能性をそれぞれ解説

2023.03.30

ユニフォームを選ぶ際に忘れがちなのが、機能性の部分。ユニフォームは基本的に毎日着用するものなので、快適で着心地のよいユニフォームは働く人のモチベーションのアップにつながります!

職種に応じて作業しやすいユニフォームを着用することで、作業効率や集中力のアップにもなります!ユニフォームの機能性の追求は働く人だけでなく、企業にとってもメリットが大きいです。

この記事では、ユニフォームに求められる機能性を職種別で紹介していきます!

 

営業・オフィス用ユニフォームの機能性

営業・オフィス用の服装はスーツもしくはオフィスカジュアルというイメージが一般的ですが、実はユニフォームで作業するところも多いです。

下記では、営業・オフィス用に求められるユニフォームの機能性について紹介します。

 

通気性のよさ

外を出歩く機会が多い営業職や一日中いすに座っているため体温の調節をしづらい事務職は、暑さが作業効率の低下ややる気に直結します。

選ぶユニフォームは、通気性のよい素材を使用したものがおすすめ。内側に熱がこもるのを防いでくれて、汗でべたつくことがなくなります!

通気性がよい素材には、綿やポリエステル、トリコット素材などがあるので、その中から選ぶのがおすすめです!

また涼しい素材や特殊な技術でつくられているクールビズ用のユニフォームには、通気性のレベルがひとめでわかる「通気度」が表記されています。

通気度が高いほど蒸れず、内側に風を通しやすくなります。50cm3/cm2・s以上あると通気性のよい素材といえるため、クールビズ用を選ぶときの参考にしてみてください!

 

イージーケア加工

忙しい営業・事務職は朝に衣服のシワを直している時間がないケースも多くあります。

そんなときに便利なのがイージーケア加工されたユニフォーム。シワになりにくく、アイロンがけをしなくても大丈夫なつくりになっているので、毎日のカジノ負担を減らせます。

 

ストレッチ素材

事務職はコピーや備品管理、来客対応などの席を立ったり座ったりする動作が多く、営業職に関しても、外回りに行ったりと長時間歩くことが多い仕事です。

そんな事務職や営業職では、動きやすいストレッチ素材を使用したユニフォームがおすすめ!

ストレッチ素材は、伸縮性にすぐれ、ゴムのように伸び縮みするため着心地がよいです。

ストレッチが効いていることもあり、やぶれにくいため、屋外での作業が多くても安心。

体にフィットするので疲労軽減効果もあります。

 

 

接客・サービス用ユニフォームの機能性

接客・サービス用ユニフォームは、職場の雰囲気にマッチしたものや見た目からもきちんと感が伝わるものが使われます。

そんな接客・サービス用ユニフォームに求められる機能性について解説します。

 

シワになりにくい素材

接客・サービス職では、身だしなみを整えることが大切な要素のため、常にユニフォームをきれいにしておく必要があり、シワになりにくい素材がおすすめです。

ホテルやディーラーの業務は動き回る仕事が多く、シワになりにくい素材が好まれます。

業務中、立ったり座ったりを繰り返すこともあるので、ジャケットやススカート、パンツの形が崩れてきてしまいます。
そのため、シワ防止加工のしてあるものや、ノーアイロンタイプのもの、形状安定のものがおすすめです。

 

帯電防止に優れた素材

帯電防止機能も、接客業には欠かせない機能のひとつ。

お客様と接する最中、「パチッと」静電気が発生することがないよう「導電性繊維」と呼ばれる繊維を織り込んで作られているものも数多くあります。

帯電防止機能は、静電気を防止するだけでなく、ほこりを寄せ付けにくくするといった効果もあるので、耐久性、低発塵性、着心地のよさもげられます。

 

撥水・防汚機能のある素材

接客・サービス職では、お茶出しや掃除、洗車など仕事内容が多岐に渡る為、撥水・防汚機能がついていると、どんな時もユニフォームを清潔に保てます。

服が水で濡れていたり、汚れたままの状態でお客様の前に立つことはできません。

撥水機能や防汚機能が付いているユニフォームであれは、アクシデントが起きた際も安心です!

 

 

清掃・メンテナンス用ユニフォームの機能性

従来の清掃・メンテナンス用のユニフォームは、丈夫さと汚れにくさなどの機能面を重視したものが多くあります。

現在はイメージを一新し、作業の快適性を追求した服だけではなく「施設を訪れたひとに見られることを意識した服」に変化しています。

カラー展開が豊富になり、デザイン性も向上しているのがポイント!

そんな清掃・メンテナンス用のユニフォームには、どのような機能性が必要かを解説します。

 

作業中の動きやすさ

高層ビルの窓ふきや清掃などの清掃・衛生管理を行う際は、とくに身体を動かした動作をするため、作業しやすいユニフォーム選びが重要です。

おすすめは立体裁断加工やストレッチ素材を使用したユニフォームです。

立体裁断加工とは、身体の形状に合わせて立体的に裁断したものです。動きに引っかかりがないことで立つ・座る・腕を伸ばすなどの動作をストレスなくできます。

一方でストレッチ素材とは、伸縮性や弾力性にすぐれた素材のことです。ストレッチ性とキックバック性が最大の魅力です。この両方を兼ね備えているからこそ、ストレスフリーな着心地を実現できています。

 

防汚加工・帯電防止

清掃やメンテナンス作業を行う際は、汚れやほこりのなかで清掃をする機会が多いため、どうしてもユニフォームが汚れやすくなります。

また電気関係やガス関係などのメンテナンス業では、施設の点検整備で帯電し、静電気が発生しやすくなります。

防汚加工や帯電防止機能がついたユニフォームを選ぶと、汚れづらく洗濯が楽になり、不快な静電気に悩まされる機会も減らすことができます。

 

吸汗速乾・消臭

清掃・ビルメンテナンスは、屋外での清掃や難所でのメンテンナンスなどハードな仕事も多いため、多くの汗をかく場面もあります。

長期間着ていても快適に過ごせるように、吸汗速乾や消臭機能がついたユニフォームを選ぶのをおすすめします。

吸汗速乾がついたユニフォームは汗をすばやく吸収して、いつまでも涼しい上に肌トラブルを防いでくれます。

消臭機能がついたものは雑菌の繁殖をおさえてくれるため、汗の臭いを気にせずに作業に集中できます。

 

介護・福祉施設用ユニフォームの機能性

介護・福祉施設用のユニフォームは、ポロシャツやTシャツ、チノパン・ジャージが定番です。

介護・福祉施設用にカスタマイズされた機能が多く搭載され、とても使い勝手がよくなっています。

以下で介護・福祉施設用ユニフォームの機能性について解説します。

 

収納力

介護施設で働く人は仕事の際に連絡用のスマートフォンやメモ帳など、多くのアイテムを持ち運ぶことがあります。

ポロシャツを選ぶ際は、腰のポケットがついているか確認して選ぶことをおすすめします。特に、ロング丈のポロシャツなどポケットが多くついているユニフォームを選ぶのが望ましいです。

 

ファスナーやボタンの少なさ

介助するときに、ボタンやファスナーが利用者の髪や服に引っかかる恐れがあります。したがって介護・福祉施設用ユニフォームを選ぶ際は、ファスナーやボタンなどの装飾があまりついていないものが望ましいです。

また、装飾が取れて利用者が誤飲してしまう事故につながるケースも起こり得るので、なるべく装飾の少ないユニフォームを選びます。フード付きのユニフォームも、引っかかって危ないため控えたほうがいいです。

 

ペンを入れるポケットの位置

ユニフォームを選ぶときはポケットの位置にも注意してください。

一般的に胸元やズボンにポケットはついていますが、前かがみになって介助を行う場合や利用者を支えるときにポケットに入っているものが出てきてしまう場合があります。

とくにペンやスマートフォンなどは、落下したときに利用者を傷つけてしまう危険性があるため、介助時に危なくない位置や向きにポケットがついたユニフォームを選びます。

 

防汚・抗菌加工

介護・福祉施設用ユニフォームは汚れにくく、防汚・抗菌加工がされたものがおすすめです。

高齢者は身体の免疫力が低下しているため、若いひとよりも病気になるリスクが高くなります。いつまでも充実した生活を送ってもらうためには、掃除が行き届いた清潔感のある施設を維持するのが肝心です。

それと同時に接する職員も清潔なユニフォームの着用が大事です。

防汚・抗菌加工は汚れが落ちやすく、ニオイ菌の増殖を防いでくれるため、介護・福祉施設のユニフォームによく選ばれています。臭いが気になる夏場も安心して過ごせます。

 

ユニフォームが果たす役割

業務の生産性を上げるために「機能性」や「着心地」を求められますが、ユニフォームには別の役割があります。それは「企業のブランドイメージ」を演出する役割を果たします。

 

企業のブランドイメージの役割

ユニフォームには企業イメージを担う役割があります。どのような企業なのかをユニフォームで表現することで、着用している従業員にも見ている人にも企業イメージが定着していきます。

会社の顔としての役割もあるので、そのイメージに相応しい状態になろうと努めるようになります。また、見ている人にユニフォームを通じてブランディングにも繋がります。

 

組織の一員としての自覚

同じユニフォームを身につけることで自然と自分がこの組織の一員という意識が芽生え、仲間意識や連帯感を生みだすという効果もあります。

 

業務効率向上につながる

ユニフォームを身に着けることで業務効率の向上につながります。従業員の仕事のオンとオフのメリハリがつきやすくなるため、モチベーションもあがりやすい傾向にあります。私服の場合、汚れが気になりますが、ユニフォームは、汚れが落ちやすく耐久性があるので気にすることなく業務に集中することができ、結果として成果があがりやすくなります。

 

まとめ

今回紹介した内容を以下にまとめてみました。

・営業・オフィス用は仕事の効率をよくする通気性のよい素材やイージーケア加工、ストレッチ素材

・接客・サービス用は清潔感が最重要のため、シワになりにくい素材、静電防止機能や撥水防汚加工がされた素材

・清掃・メンテナンス用は安全に作業しやすい帯電防止加工やストレッチ素材

・介護・福祉施設用は収納力の量、ポケットの位置や装飾に気をつけること

会社の顔といえる存在のユニフォームをきれいで清潔な状態にしておくことは大切です。それと同時に動きやすさやお手入れのしやすさなどを加味すると、より働く人が快適に過ごせるようになります。

 

撥水素材や帯電防止加工がされたユニフォームなど、その職業特有の機能性がついたものもあります。

ユニフォームには機能性はもちろんのこと、隠れた機能(役割)があり業務を円滑に進めるためであったり、企業イメージを与えるといった相乗効果もあります。

今回の記事を参考に、ご希望に寄り添ったご提案をさせて頂きますので、お気軽にカーシーカシマにご相談ください。

 

 

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