いらない服を新たなものに変える!アップサイクル術
2023.01.06
■ゴミが宝に!?
着なくなった服やバッグ、どのようにしていますか?
実は、一人あたり年間平均10kgの服を購入し、8kgを手放している、と言われています。
捨てる前に「アップサイクル」をしてみてはいかがでしょうか?
捨てる服に、ちょっとした工夫を加えることで、
新しいものに生まれ変わり、ゴミに見えていたものも、宝に見えてきます。
■廃棄衣料を新たなものへ
リサイクルには「リサイクル」「アップサイクル」「ダウンサイクル」という3つの種類があります。
もともとの形状や特徴などを活かしながら、デザインやアイディアを加えることで、
新たな価値を加え、生まれ変わらせるのが「アップサイクル」。
今回ご紹介する作品はカーシーカシマの捨てられる予定だったユニフォームをアップサイクルしました。
カーシーカシマで1980年頃、実際に制作されていた実寸大のユニフォームの寸法を、
ドールサイズに縮小して制作しました。
ドールサイズなので、1着の廃棄衣料からいくつも作ることができます。
ジャケットの裏地には、廃棄される予定だったスカーフを利用。
細部までこだわって制作しました。
作品を制作したのは、ファッションデザイナーの小野原誠さん。
繊細で丁寧な作風が、ドールサイズの服でも活かされています。
■着ていた服を他の用途へ
今回ドールの服へと生まれ変わった廃棄衣料ですが、
例えば、ポーチやバッグ、子供の服や、アクセサリー、ペットの服……など、他にもいろんなものに生まれ変わる可能性があります。
ご自宅で不要になった服を使って、新たな楽しみを発見してみてはいかがでしょうか?