
着用済みのユニフォームが、掲示板やインテリアに。【栃木トヨタ自動車株式会社様】
2025.04.14
■“持続可能”なとちぎのために
栃木トヨタ自動車株式会社では、「とちぎでの暮らしをより豊かに、より素晴らしいものにすることに貢献できれば」という想いのもと、本業である車の販売・メンテナンスだけではなく、地域への貢献や環境への配慮など、多方面でさまざまな取り組みを行っています。
そのような中、制服をリニューアルすることになり、環境への配慮、特にカーボンニュートラルに取り組む企業として、これまで着用していた制服をどうするか?という問題と向き合うことに。
さまざまな検討を重ねる中で、カーシーカシマ様よりアップサイクルのご提案をいただきました。
着用していた制服を一度粉砕し形成することで、インテリアや小物などに幅広く活用できるとお聞きし、目に見える形で環境への配慮の意識づけに繋がるのではと考え、導入を決めました。
■カーボンニュートラルや地域とのつながりを重視した新店舗
今回のアップサイクルは、同じタイミングで建設が進んでいた弊社の新店舗・足利店のインテリアボードに取り入れることにしました。
この足利店は、自動車販売店としては珍しい『ZEB認証』を取得しており、アップサイクルの導入とも相まって、カーボンニュートラルに十分配慮した店舗となっています。
加えて、地域との繋がりを大切にしたい、受け継がれてきた伝統やその魅力を地域の皆さまに再認識していただきたいという想いから、足利市の伝統織物である「足利銘仙」をインテリアに取り入れています。
生地のデザインは線や円をふんだんに取り入れることで「人とクルマと地域の交わり」を表現しており、足利銘仙ならではの多彩な輝きは、アップサイクルボードの落ち着いた色合いともマッチ。
地域へのつながりと環境への配慮、どちらも叶えるこの取り組みを通して、お客様との会話のきっかけになればと思います。